Premiere Pro|声にディレイとエコーをかける+音を反響させる

Premiere Proで声をエコーさせる方法
坂田
今回はPremiere Proで声にエコーをかける方法声を反響させる方法を解説します。

それでは、順番に見ていきましょう。

にゃんこ
の方法ではエコーをかけて

の方法では反響させることができます。

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1:ビデオエフェクト「ディレイとエコー」を使う方法

声をエコーさせるために、Premiere Proのエフェクト機能『ディレイ』を使う方法と『マルチタップディレイ』を使う方法があります。

順にご説明します。

坂田
まずは、ディレイを使う方法です。

Premiere Proのエフェクトパネル▶ビデオエフェクト▶ディレイとエコー▶ディレイと進んでください。

ディレイ
これをクリップに適用させたのち、Premiere Proエフェクトコントロールパネルで声の遅れ方(声のエコーが返ってくるまでの時間)を調節します。

にゃんこ
ディレイの項目の一番に右端の数値をご覧ください。

例えばこのように2.000とある場合は、2秒後に声が遅れてやってますよ、という意味です。

ディレイの調整

Premiere Proで声にエコーをかけたい場合、一番シンプルな方法がこのエフェクトになります。

坂田
つづいてマルチタップディレイを使う方法です。

この方法では、Premiere Proで声にエコーをかける際、そのエコーの数を複数設定することができます。

先程選んだディレイのエフェクトはこの位置にありましたよね。

ディレイ

ディレイの下にあるエフェクト、マルチタップディレイを使用します。

Premiere Proのエフェクトコントロールパネルを見てみましょう。

マルチタップディレイのエフェクト調整
にゃんこ
黄色で1、2、3、4と書いてあるのが、設定できるエコーの数の項目です。

それぞれに、ディレイという項目がありますが、その数値を変更することで、先程と同様、音声のエコーが返ってくるタイミングを調整できるというワケです。

こっこ
こんなにエコーの数要らないよ!という場合は、秒数を0にするとその項目だけエコーになりません。

さらに、それぞれのエコーに対して、ボリュームを調節することができます。

この機能により、やまびこのように、声がだんだんと小さくなって返ってくる、ということができるというわけです。

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2:手動で声にエコーをかける方法

坂田
Premiere Proでエフェクトを使わないで直接クリップ操作によって声にエコーをかけたい場合はこうします。
手動でエコーをかける方法
1:Premiere Proのタイムラインパネルにある映像のトラック部分を操作できないようロックします。
2:音声部分のクリップの上にカーソルを配置した状態で、Altキー(Optionキー)を押しながらスライドさせます。

すると音声部分のクリップが複製されます。

にゃんこ
この時、1ができていないと、映像の部分まで複製されていまいます。
坂田
音声のクリップは図のように、少しづつずらして配置します。
3:クリップごとにボリュームを下げて調整します。

以上のように操作することで、Premiere Proのタイムライン上だけで声をエコーさせることができます。

マスタリングのリバーブを使って声や音を反響させる

坂田
声が遅れて聞こえてくる効果ではありませんが、反響しているように聞こえる効果です。
きのっこ
よく、YouTuberの瀬戸弘司さんが驚いたりして『わあああぁぁ~~~~!!!』などと叫んでいる時に登場しています。(知らない方はスルーしてください。)

声や音を反響させたかったら、Premiere ProのMasteringというエフェクトを使用します。

Premiere Proのエフェクト▶オーディオエフェクト▶Masteringを選択します。

マスタリングのリバーブを使う方法
1:クリップに適用させて、エフェクトコントロールパネルでカスタムセットアップという項目にある編集というボタンをクリックします。
 
2:リバーブという項目を右にスライドさせると徐々に反響効果が大きくなってきます。
にゃんこ
以上になります!

なんにも変化がないという場合は、ひょっとしたらMasteringが反映されてないのかもしれません。

『カスタムセットアップ』の上にある、バイパスという項目のチェックボックスにチェックを入れてみてください。

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