プログラミング言語C♯についてもまったく知らない状態です。
おすすめの本はありませんか?
Unity脱出ゲームの作り方が学べる入門本(初心者用)の感想
僕もまったくのUnity初心者で、脱出ゲームの作り方について書かれている本を調べてみました。
くまなくネット上を調べてみましたが、おそらくこれがUnityを使った脱出ゲーム制作について学べる唯一の書籍だと思います。
Unityの基本操作とC♯の基礎が同時に解説されている初心者向けの入門書です。
この本の内容と構成について
チャプター1はUnityのインストールとか基本中の基本の話です。
チャプター2から4は、Unityで使用するプログラミング言語C♯についての基礎の解説です。
チャプター5が『脱出ゲームを作ろう』という項目になっています。
つまり、実際に脱出ゲームを作りながらUnityの基本操作とC♯を学ぼうという位置付けになっています。
そのため、初心者の僕でも読みやすく、わかりやすかったです。
素材もダウンロードできるので、こちらで作成する手間は必要ありませんでした。
坂田
チャプター5の『脱出ゲームを作ろう』の詳しい項目はこのようになっています。
5-1 ゲームのタイトル画面を作ろう これからつくるゲームの仕様を理解しよう プロジェクトを作成する タイトル画面をつくる プログラムで次のシーンに切り替える 5-2 部屋の壁を作ろう 5-3 仕掛けを配置しよう 5-4 ゲームクリア画面を作ろう きのっこ
1回読んで理解できなくてもマネするだけなら4、5時間もあればできると思います。
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どんな脱出ゲームが作れるのか?
スマホ用の(縦画面の)簡単な脱出ゲームです。
一つの部屋から脱出するというもので、4つの壁しか移動しません。(そりゃページ的に無理だわな。)
ここで学べる脱出ゲーム特有の機能は以下4つです。
1:アイテムを取得して使用する機能。
2:金庫に3つ並んだボタンの色を、正解の組み合わせの色にして金庫を開ける、という機能。 3:アイテムをクリックするとメッセージが表示される機能。 4:画面の左右をクリックすると、主人公の向きがかわり、見ている壁が変わる機能。 |
シンプルですが、ざっと、これぐらいのことが学べました。
この本でもこんな脱出ゲームは作れないよ
ここで学べば、わかりやすく、最低限の機能を備えた脱出ゲームは再現できるかと思います。
ただ、アイテムを取得したときなどの効果音については書かれていませんでしたし、壁の切り替えも、1つの部屋の東西南北を向きに限定されたものでした。
そのあたりがより自由に再現できるように配慮されていれば、Unityで脱出ゲームを作るための本としては完璧に仕上がっていたと思います。
まあ、書籍ゆえのページ制限もありますよね。
とはいえ、C♯の解説が丁寧で、まったくの初心者の僕でもわかりやすかったので、満足しています。
以上がこの本を読んでみた僕の感想です。