にゃんこ
今日は天性の才能と努力についての関係を、スピリチュアルな目線で進めていこうと思います。
坂田
スピリチュアル的に才能というもの定義をすると、才能は努力の蓄積である、という見方をします。
ぴこ
え?私って努力してるのに、全然苦手なんだけど…
私って、才能ないのかな…
私って、才能ないのかな…
坂田
‥と、思われるかもしれませんが、努力と言っても、前世からの努力もその範疇になるんですね。
こっこ
じゃあ長い人は何百年も練習してるってワケな。
にゃんこ
そら、生まれたときから天才ですわな。
坂田
漫画家の浦沢直樹さんは、早くも5歳ぐらいの頃に、鉄腕アトムの漫画エピソード『地上最大のロボット』を読んで、大いに感銘をうけたと言います。
サキア
勧善懲悪でもない、戦うことが切ないっていうところに着地するドラマって初めて出会った作品でした。
こんなに切ない話は初めての経験でした!
坂田
‥ということを語っておられました。
きのっこ
ちなみに、この方が小学生3年生の時に初めて描いた漫画は『太古の山脈』というタイトルで、しっかりとした社会派の内容だっということです。
坂田
天才はよく『早熟だった』というように片付けられがちなんですが、スピリチュアル的に見れば、何代も人生を重ねるなかで、努力しているということです。
こっこ
これを世間では、天性の才能(天賦の才)と言いますな。
才能がない努力は無駄なのか?
坂田
では、この自分の天性の才能に気が付くためには、どうすればいいのでしょうか?
そして、生まれながらに才能がない分野の努力は無駄なのでしょうか?
そもそもなんですが、こういったスピリチュアルな努力論を聞いたら、こんな勘違いをしてしまう場合が多いです。
きのっこ
それは‥
ほとんどの人間は、そんなに一つのことを何代も突き詰めて努力してきていないよ。
‥ということです。
なので、それに対する回答はこうです。
坂田
やりたいことを今から始めればいいですよ~。
だって、どうせ何にもやってきてなかったんだから、好きなことを始めればいいんですね。
たとえ今世、その花が開かなくても、努力したものは消えずにきちんと残ってくれています。
にゃんこ
逆に言えば、何歳からでも始めることができるし、何歳からでも始めればいい、ということですね。
坂田
まあ僕は基本的に、今世、自分が与えたものは残って
与えられたものはみな消えてゆく、と考えています。
つまり、天性の才能がない努力は無駄なのではなく、やりたいならやればいいよ、という、なんともあっさりとした結論になります。
坂田
また、どっぷりとスピリチュアルな話になってしまいますが、努力を続けていると、指導霊という「才能をサポートしてくれるガイド役」が力を貸してくれることもあります。
にゃんこ
ただ、自分の趣味の範囲で、自分の好きなことをしてただ楽しみたい、という動機による努力の場合は、指導霊が力を発揮することはありません。
坂田
世の中のためになる仕事として、使命感を持って進み始めた時に「なら手伝おうゾ」とやってきてくれる場合があるということです。
また、そもそもの前提として「自分ひとりでもやる覚悟がある」場合しか、サポートは入りません。
にゃんこ
最初から指導霊をあてにしていては、ダメということですな。
坂田
まあこれは、現実世界で、誰かからの協力の得る、という場合を考えても、至極当たり前の原理なのではないでしょうか。
自分が楽しみたいことのためだけに、知り合いのサポートが入ることはないですよね。
逆に世の中にこういう貢献がしたいとか、「自分一人でもやるよ」という覚悟をもって歩んでいる人には、たとえ通りすがりの他人であろうと、助けが入ることがあり得ますよね。
きのっこ
自力の後に他力あり、と言うことですな。
坂田
魅力的で多彩な活動をしている人には、色とりどりの指導霊がサポートしていることが多いですね。
にゃんこ
一人に付き、守護霊は基本一人だけど、指導霊は人数制限ないらしいよ。
坂田
またそんな人は例外なく、あの世のサポートだけでなく、この世にもたくさんの応援者に支えられて活躍されています。
この世であろうと、あの世であろうと、結局は『応援したくなるほど魅力的な人間へと成長していくこと』が普遍的な財産になるにちがいありません。
きのっこ
人間的な魅力(魂の成長)って、来世も引き継がれますからね。
こっこ
まとめると、魂を成長させてゆくとサポートがどんどんと増えてゆきまっせ、という話ですな。
坂田
まあ、魂の成長と言うと、難しい修行をしないといけないようなニュアンスに聞こえるかもしれませんね。
けれども、こんな感じに『応援されるような魅力的な人になる』というニュアンスで受け取ってもらえれば、しっくり理解しやすいのではないでしょうか?
1:才能のない努力は無駄ではなく、そもそもみんな天性の才能は持っていないことのほうが多いのだから、好きなことを努力したらええよ。 2:世間様から応援されるような動機で努力をしていると、世間からもあの世からも応援してもらいやすいよね。自力のあとに他力あり、ということですな。 3:応援されるような魅力的な人間に成長しようとすることと、努力を重ねることが、掛け算のように相乗効果をもたらすと思って、ともかく進みなはれや。 |