新しい趣味の見つけ方|新しいことを始めたい時におすすめの探し方

新しいことを始めたい

坂田
こんにちは、坂田です。

今回は、新しい趣味の見つけ方というテーマで、僕の個人的体験を踏まえてお話ししていこうと思う。

きのっこ
パターン化した日常を抜け出したい
ぴこ
なにか新しいことを始めたい
こっこ
日常の行動パターンを変えたいけどなかなか変えられない

‥とまあ、そのような方々に読んでいただきたいと思う。

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新しい趣味の見つけ方

新しい趣味の見つけ方で個人的におすすめなのは、友人や知人の趣味をのぞいてみる、ということだろう。

新しい趣味の見つけ方

例えば、中川翔子さんが出演されている『中川翔子のマニアまにある』という番組があったが、あれなぞはまさにそうだと思う。

この番組は、毎回とあるジャンルを取り上げ、その世界の魅力のトリコとなってしまった、実にそうそうたる『マニア様』が登場する。

金魚マニア様、廃墟マニア様、ひなびた温泉マニア様‥

とまあ多彩なジャンルの『趣味を極めた方』がその世界の見どころを熱く語り、切々と紹介してくださるのだ。

坂田
ひなびた温泉マニア?

‥へ?

‥なにがええの?

と最初は首をかしげていた僕も、番組を通して、昭和の古き良き『ひなびた』感じの温泉の魅力が理解されてゆく‥

きのっこ
これ!このひなびた感じがいいんですよ~

などという力説に納得してしまっている自分を発見することになる。

これはつまり、そのマニア様の見ておられる世界の見え方を感じることができた、ということだと思う。

新しい趣味の見つけ方2

一人で新しいことを始めたいと思っても、こんなことはまずおこらない。

いきなり僕が思い立って

坂田
よし!そんじゃ、温泉巡りを趣味にすっか!

と息巻いたところで、あのような境地へたどり着くにはかなり時間がかかるだろうし、ひょっとしたら一生理解できないかもれない。

趣味の世界にどっぷり浸かっておられる方と関わると、このように通なポイント、美味しいところを、ぎゅっと凝縮してお届けしてくれるというメリットがある。

通な人から直接話を聞くことで、これから知っていこうとする新しい趣味の世界の旨みの部分が、伝わってきやすいのである。

新しい趣味の見つけ方3

また、普段の『自分の行動パターンや好み』からは、決してたどり着くことができない他ジャンルの良さも感じることができるかもしれない。

その人のフィルターでその世界を眺めることができる、と言ってもいい。

坂田
つまり、新しい趣味の見つけ方の奥義は、『すでに何かを趣味にしている方と関わること』だと僕は思うんです。

基本的に、新しい趣味を探そうとしたり、新しいことを始めようとする場合、これまでの自分の行動の癖や、好みの範囲でどうしても物事を判断してしまいがちである。

そういった問題を解消する上でも、『友人や知人の趣味をのぞいてみる』というのは、効果的な趣味の探し方ではなかろうか、と思う。

もうちょっとこのあたりをお話ししていこう。

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新しいことを始めたい

新しいことを始めたい2
新しいことを始めたいと思ったなら、自分の好みや行動範囲をちょっとだけ外した世界をのぞく機会をつくってみることをおすすめする。

にゃんこ
行動パターンを意図的に外す機会を作ったほうが、新鮮さというか、日常を刺激的にすごしやすいかもね。
坂田
僕が小学生の頃は、釣りやサッカーといったアウトドアな趣味が多かったですね。

それがやがて、中学、高校と成長するにつれて、漫画やゲーム作りといったインドア派に偏った趣味作りに走っていきました。

趣味というのは、自分の出会ってきたなかでの相性のいいものが残っていくし、大人になるにつれて好みも当然変わってくる。

そして、慣れによる決まりきった行動パターンのなかで、休日の過ごし方がマンネリ化してしまいがちである。

新しいことを始めたい3

なので、大人になってからの新しい趣味の見つけ方のポイントは、自分の行動パターンといかに外れた行動をとることができるか?

‥という点にあろうかと思う。

にゃんこ
行動パターンを作ってる動機っていろいろあるよね。
それは損なのか?得なのか?
 
それは苦しいのか?楽なのか?
 
それは勝つのか?負けるのか?
 
それは美しいのか?醜いのか?
 
それは好きなのか?嫌いなのか?
 
それは多数派なのか?少数派なのか?
 
それは習慣によるものか?惰性によるものか?
 
誰かの気をひきたいのか?それとも心配させたくないのか?

‥などなど、実に様々な行動パターンのタイプがあろうかと思う。

要は、自分の行動パターンに従わないで色々な世界を覗く、ということが変化のきっかけ作りとして望ましいだろう。

同好会や趣味のサークルみたいな輪に飛び込んでもいいと思うが、僕はなかなかそのような勇気はない。

新しいことを始めたい4

気の合うヒトかどうか?

居心地がよいかどうか?

‥そっちの方を気にする。

なので、新しいことを始めたいと思うけど、いきなり知らないヒトの輪に飛び込むのには心理的抵抗がある、という方はすでに親しい間柄の方の趣味や好きなことに顔を突っ込んでみるといいかもしれない。

誰かの趣味に混ぜてもらったり、あるいは一緒になにかを始めてみるのも、いいだろう。

にゃんこ
脳は変化を面倒くさがる、ということを何かの本で読んだことがあるね。

行動パターンを変えたい心理と、行動パターンを変えたくない心理が両方とも存在するんだって!

自分の行動パターンを変えたい

自分の行動パターンを変えたい
僕もそうだが、自分の行動パターンを変えたいと思っても、自力でアクションを起こし続けるのは難しい人も多いだろう。

新しい趣味を始めるにしても、浅い経験のうちには魅力が感じられないことだってあるだろうし、深みに立ち入る前にやめてしまうことだって、当然ある。

そのためにも、最初から最後まで、自力に頼り切らない、ということがポイントだと思う。

僕は時期によってはかなりアクティブな時もあるし、全然人に会わないインドアライフな時期もあって、けっこう極端な性格なんかな?と思うときがある。
 
でもよくよく振り返ってみれば、付き合う人の影響がかなり大きかったのだと感じてしまうのだ。
 
例えば学生の頃、僕はひきこもりになった。
 
ほぼほぼ人に会わない時期を過ごしたこともある
 
その後、アジア圏の国々を10か国程旅することになったのだけれど、それってもともと『自分の行動パターン』にはなかったものだった。
 
坂田
実に極端すぎる変化でした‥
インドに行きたいという友人に誘われて、マザーハウスに訪れた日々‥
 
エジプトと極貧の旅を思い出に刻んだ日々‥
 
それらは到底、部屋でひとりきりの僕がたどり着ける代物ではなかったし、そもそも思いつくこともなかっただろう。
 
どれもこれも、こことは別の世界の住人が、偶然にも引っ張り出してくれて、たどりつくことができた風景ばかりだと今は感謝している。
 
友人の講演会の主催をしたときもそうだった。
 
主催なんて本来プレッシャーが半端ないはずである。
 
絶対にゴメンだし、今だって面倒すぎて逃げ出してしまいそうなくらいだ。
 
でも、あの時はなぜかできてしまった。
 
あの時は、車椅子を使う友人が、居酒屋で働いた経験談や、杖を突きながらホノルルマラソンを完走した時の話をするという講演会だった。
 
ただ、気が付いたら手伝っていただけで、気が付いたらその友人が僕を主催というポジションにしていたのだ。
 
僕はそれを不思議と『嫌』とは思わなかった。
坂田
こんなふうに、僕の場合は、大切な誰かといるとエネルギーがわいてきて、ドカッと活動できてしまう、というパターンが割りに多いなと思います。

自分の行動パターンを変化させたかったら、別の世界の住人と一緒になにかをする。

それが僕なりの『自分の行動パターンを変化させるコツ』のような気がしている。

そう言えば去年もそうだった。

たまたま友人がカメラを趣味にしていて、僕もこの友人となにかヘンテコリンで楽しい思い出を作りたいな、と思っていた。

さらに僕の実現したいことの一つとして、素人の普段の遊びを何とか工夫して、ヒトサマの鑑賞に堪えうるエンターテイメント動画にできんもんかな?と思っていた。

そいつをYoutube動画にして投稿してみたかったし、友人がドライブが趣味だったので、このような企画をキュウキョ見切り発車することになったのである。

坂田
あのとき二人とも、なにか新しいことを始めたいと思っていたので、ちょうどいいタイミングだったと思う。
これは、地元である滋賀県の絶景を探してカメラにおさめ毎月のカレンダーを作る、という企画である。
 
自分だったら絶対行かない場所や絶対にしないこと、絶対に出会わない人、に出会うことができて、実に刺激的な一年だったと思っている。

また最近は、誰かの趣味を巻き込んで一緒に楽しませてもらえるような、お遊び企画を始めた。

アウトドア本を作る企画、である。

釣りを趣味にしている知り合いがいるので、同行させてもらったり

登山が好きな友人に後ろから付いていこうではないか!と企てている。

きのっこ
坂田さん‥最近マジでインドアライフがすさまじかったもんな‥

あの時は正直、他人の世界とエネルギーを交流しないと、流れぬ水のごとく、エネルギーが腐ってしまいそうな危惧もあった。

坂田
ともかく僕はこのようにして、行動パターンの変化のきっかけづくりを意識しているわけである。

最初の勇気ときっかけ作りには『自力』を、そのあとは『他力』に結構頼ってもいいんでないかい?と思っている。

解剖学者で有名な養老孟司さんは『希望とは自分が変わること』という著書のなかで、こんな内容のことをお話しされている。

きのっこ
人間を情報だと勘違いすると苦しくなるときもあるかもね~。

だって、情報って変わんないんだもん。

意見も好き嫌いも変わるのがナチュラルじゃん。

それぐらいいいかげんなものなんだって思うと、結構楽に暮らせるかもよ。

だって、興味なかったものが興味を持つようになったりして、別の楽しみ方で同じ世界を生きることができるっしょ?

日常になにか不満や変えたいことがあるなら、他人や世の中を変えようとするよりも、自分を変えるということにフォーカスするほうが、まあてっとりばやいと思いまっせ!

坂田
‥かなり軽めの感じに要約しましたけど、まあそういうことです。

この身体にひしめく細胞は、絶え間なく新しい細胞に、入れ替わっている。

眠りから覚めるたびに、どうでもいいことは忘れてゆく。

それってもはや、昨日までの自分とは違う、誰かなんだろう。

 
情報はいつまでも変わらないけど、僕は情報じゃない。

変わることができる。

生き物は、情報じゃないんだ。

 
そして情報の性質は『永遠に変わらない』ということだ。

この、一見するととても当たり前のことを、忘れてしまうことが僕にはよくある。

『自分』の内面もまた、絶え間のない変化を繰り返している。

自分の望む未来、自分の価値観、自分の好きなこと
 
それらは基本的に、いつまでも変わらないでいてくれて、自分を幸せな方へと導いてくれるナビゲーションになる、と思っていた。
 
望む未来に向かって、価値観に合わないことは、可能な限りご遠慮しながら、できるだけ『好きなこと』の枠に収まるよう、エイヤッ!と奮闘してきた。

心の声のするほうへ、なんとなくこっちかいな?なんて言いながら、歩いてったらいいんじゃないか。
 

‥と思っていた。

もちろんそれはそれでヨイと思う。
 

ただ、最近友人と話していて思った。

坂田
自分の行動パターンに従ってたらさ、日常の風景って、あんまし変わらんよなあ?
にゃんこ
それよりも『自分』とは関係のないところをルールにしたり、基準にすると、知らない世界に行けたり、未知の自分に出会えることって多いですな。

‥とまあこんな感じである。
 

変わるってことは、結構すがすがしいことなのかもしれない。

世界のルールがガラリと変わるくらいにドラマチックなことなのかもしれない。

 
それって、何というか、希望に満ちているな‥と思う。

ある日、それまで興味のなかったものが、誰かのせいで好きになったとしたのなら、日常の風景がガラリと変わってしまうんだから。

ならば変わるたびに、同じ世界を、なんどでも別の味わい方ができるだろう。

今の自分にこだわらないで、生きられる毎日ってきっと楽しいんだろうな、と思った。
 

他人のふとした言葉に身を任せてみる。

ふっと、会いたいと思った人に、会いに行く。

そういった偶然の要素を日常にまぜることができるなら、より刺激的な毎日がおくれるような気がしている。

1:新しい趣味の見つけ方でおすすめなのは、誰かの趣味に混ぜてもらったり、新しいことを一緒に始めることであ~る。
 
2:新しいことを始めたいなら、自分の行動パターンを変えることを意識すると新鮮な世界に出会える確率があがるかもね。
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