他人のマナーが悪い行動に腹が立つ時の楽になる考え方(スピリチュアル版)

マナーの悪い行動に腹が立つ

きのっこ
電車内が人でぎゅうぎゅうなのに、足広げて座っているオッサンの図↑
坂田
どうも、最近自室の屋根裏から妙な音が聞こえるので、ガタガタとおびえている坂田です。
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ぴこ
今回のお話のテーマは、他人のマナーが悪い行動に腹が立つ時に、楽になる考え方についてです。
マナーのない行動
坂田
僕ももちろんそうなのですが、みなさんも、他人のマナーが悪い言動にイライラしてしまうことってありますよね?
にゃんこ
例えば、エレベーターで出る人を待たずに入ってくるヤカラ。
きのっこ
例えば、かたわらに人なきがごとしに電車内電話するヤカラ
ぴこ
こいつぁもう!‥激怒極まりナッシングですわ!!!
きのっこ
‥‥‥
坂田
でもちょっと待ってください!

これが、5歳の子供だったら、これほどまでイライラ度は感じないのではないでしょうか?

こっこ
もちろん、相手が分別ある大人だと思うから、余計腹が立つわあ~、ということも、あると思います。
坂田
という訳で、例えばこう思ってみてはどうでしょうか?
にゃんこ
この方は、魂の年齢はまだ幼いんだな。

まだまだ、これから人間としての経験を学んでいかれる方なんだ。

きのっこ
年齢が幼い魂、というのは、まだ生まれかわりの回数が少なくて、人間としての体験期間がまだ短い魂のことを言います。
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マナーの悪い行動に腹が立つときの考え方

坂田
それに関して島田紳助さんが、以前このような面白いこと↓を言っていました。
こっこ
まわりのことが見えへんていうのは、人間1回目やからやねんな。

他人の気持ちに想像力がゆきとどいて、優しさが備わっている人は20回も30回も生まれかわってる。

そう思うと、街でマナーが悪いヤツ見ても、

『ああ、あの方は人間1回目か。そらしゃあないよなあ。』

と許せたり、こっちの気持ちが楽になんねんな。

前世がカナブンやったと思うと、街でアホ見ても、そんなに腹立たないよな。

坂田
どうでしょうか?

他人の言動に対してイライラしたり、腹が立った時などは、少し楽になる考え方だと、僕は思いました。

にゃんこ
まあ、確かに、1回目ということは、人の気持ちに対する想像力をこれから育んでいく段階だから、そらあ、これからゆっくりと学んでいかれるということでしょうなあ。
きのっこ
いいことも悪いことも、自分のまいた種が、やがて返ってきて、長い転生をなかで、人の気持ちを理解できる優しきを会得していかれるんですな。

そう考えると自ら蒔いた種は自らが刈り取る、という『カルマの法則』っていうのは、『人の気持ちをわからせてくれる教育の法則』ととらえることもできますな。

にゃんこ
そうですなあ。
ぴこ
だから、この地球には、学び始めの人から、学び終わろうとする人まで、実にいろいろな魂の年齢を持った人が、混在しているんですね。
坂田
ちなみにこのことに関連して、美輪明宏さんはこういった説明↓をしています。
空を飛ぶ夢基本的に、この地球というのは天国と地獄の間の星だということです。
 
つまり、悪意、妬み、嫉み、といった未熟な成分が、世の中に満ち溢れていて、当たり前なんですね。
 
仮にこの地球が天国のようにいい人たちばかりだと思っていると、思わぬしっぺ返しを食らった時に必要以上にショックを受けてしまいますよ。
 
ぴこ
どうして?どうして?
 
もう世間なんて裏ばっかり!
 
もはや家族以外は信用できないわ!
となってしまっても、おかしくないですよね。
 
そうではなくて、ここは皆さんが、魂が未熟がゆえに学びに来ている体験の星なのです。
 
ですから、みなさん御修行お疲れ様ですね、という気持ちで、嫌な相手は相手にしない、ということですね。
坂田
確かに、自然界にはウサギのようなおとなしい草食動物もいれば、サメやワニといった、強い武器をもった肉食動物もいます。

それと同じで、未熟な魂に出会ったとしても、それって、あって当たり前だということですね。

にゃんこ
その反対は、なんで?どうして?とショックを受けることですな。
坂田
もちろん人間ですから、完全にイライラを拭いさることは難しいとは思いますが、こういった考え方を持っておくことは一つの薬にはなると思います。
にゃんこ
腹を立てたり、イライラしたりすることも少しは減るのではないでしょうか。
坂田
また、こういった話を聞くと、未熟な魂をバカにしてしまいがちなのですが、それはそれでまた違うと思うんですよね。
こっこ
僕たちは、長い時間をかけて、魂の成長の階段を登ってゆく同じ修行者です。

どんな魂であれ、ただこの瞬間においては、登っている階段の高さが違うというだけで、その尊さに違いはありません。

自分もかつてその高さで学んでいた人生というものがあった、と思えば、自分は高いからえらいとか、未熟だからダメだとか、そういったものでもない、ということに気が付くのではないでしょうか。

坂田
‥以上!

今回は、このような一つのスピリチュアルな考え方をご紹介しました。

他人の行動や言葉に腹が立った時などは、この考え方を思い出して、少しでも心を楽にしてもらえればと思います。

まあ、これのいいところは感情になりがちなイライラする日常において、自分をすこし冷静にさせてくれる、という点にあると僕は思います。

ぴこ
イライラしてしまいがちな日常を送らなければいけないとき、この考え方が少しでも心を軽くしてくれれば幸いです。
こっこ
ちなみに美輪明宏さんは、問題が起こったときに邪魔になるのは感情であると、このように↓断言しています。
にゃんこ
問題が起こったときに一番邪魔になるのが、感情です。

その反対に、必要なのが理性ですね。

冷静になって、問題を分析していかなけばいけない時に

どうしよう!?どうしよう!?

と感情的になっては、的確に対処できないのですね。

きのっこ
追伸:自分を許せていないと他人も許せないかもね、の話

自分を心から許せているひとは、どれほど自分に未熟な部分があるのか、ということを理解してあげられています。

こっこ
自分って未熟な部分がいっぱいあるんだな~。

それでも自分はステキだし、そのままで価値があるんだよ。

というように、許せている状態です。

ということは、他人の言動にたいしても、その未熟さに対しては、完全に反応しないというのは無理な話にしても、イライラしにくいという傾向はあると思います。

自分を許すというテーマは、スピリチュアルな題材のなかでも最大級に大事なテーマでして、これが解消できると、ほんとうに見える世界が大きくかわります。

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