これが、5歳の子供だったら、これほどまでイライラ度は感じないのではないでしょうか?
まだまだ、これから人間としての経験を学んでいかれる方なんだ。
マナーの悪い行動に腹が立つときの考え方
他人の気持ちに想像力がゆきとどいて、優しさが備わっている人は20回も30回も生まれかわってる。
そう思うと、街でマナーが悪いヤツ見ても、
『ああ、あの方は人間1回目か。そらしゃあないよなあ。』
と許せたり、こっちの気持ちが楽になんねんな。
前世がカナブンやったと思うと、街でアホ見ても、そんなに腹立たないよな。
他人の言動に対してイライラしたり、腹が立った時などは、少し楽になる考え方だと、僕は思いました。
そう考えると自ら蒔いた種は自らが刈り取る、という『カルマの法則』っていうのは、『人の気持ちをわからせてくれる教育の法則』ととらえることもできますな。
基本的に、この地球というのは天国と地獄の間の星だということです。つまり、悪意、妬み、嫉み、といった未熟な成分が、世の中に満ち溢れていて、当たり前なんですね。 仮にこの地球が天国のようにいい人たちばかりだと思っていると、思わぬしっぺ返しを食らった時に必要以上にショックを受けてしまいますよ。 ぴこ
どうして?どうして?
もう世間なんて裏ばっかり! もはや家族以外は信用できないわ! そうではなくて、ここは皆さんが、魂が未熟がゆえに学びに来ている体験の星なのです。 ですから、みなさん御修行お疲れ様ですね、という気持ちで、嫌な相手は相手にしない、ということですね。 |
それと同じで、未熟な魂に出会ったとしても、それって、あって当たり前だということですね。
どんな魂であれ、ただこの瞬間においては、登っている階段の高さが違うというだけで、その尊さに違いはありません。
自分もかつてその高さで学んでいた人生というものがあった、と思えば、自分は高いからえらいとか、未熟だからダメだとか、そういったものでもない、ということに気が付くのではないでしょうか。
今回は、このような一つのスピリチュアルな考え方をご紹介しました。
他人の行動や言葉に腹が立った時などは、この考え方を思い出して、少しでも心を楽にしてもらえればと思います。
まあ、これのいいところは感情になりがちなイライラする日常において、自分をすこし冷静にさせてくれる、という点にあると僕は思います。
その反対に、必要なのが理性ですね。
冷静になって、問題を分析していかなけばいけない時に
どうしよう!?どうしよう!?
と感情的になっては、的確に対処できないのですね。
自分を心から許せているひとは、どれほど自分に未熟な部分があるのか、ということを理解してあげられています。
それでも自分はステキだし、そのままで価値があるんだよ。
というように、許せている状態です。
ということは、他人の言動にたいしても、その未熟さに対しては、完全に反応しないというのは無理な話にしても、イライラしにくいという傾向はあると思います。
自分を許すというテーマは、スピリチュアルな題材のなかでも最大級に大事なテーマでして、これが解消できると、ほんとうに見える世界が大きくかわります。

基本的に、この地球というのは天国と地獄の間の星だということです。
