今回は斎藤一人さんのご著書を読む中で、僕が経験したスピリチュアルな学びを要約していこうと思います。
お話の内容はこれです。
最後に使った言葉が何であるかによって、引き寄せるものが決まってしまう。
神様にお願いを注文するときもそういうものだ、と思うと、今回のお話はわかりやすいかもしれません。
つまり今回は、引き寄せの法則にまつわるお話ということになります。
引き寄せの法則は、スピリチュアルなお話が好きな方にとっては有名な題材かと思います。
というわけで、まずは引き寄せの法則についての基本的なお話からしていきましょう。
斎藤一人さんから学んだ引き寄せの法則とは
引き寄せの法則とは人は誰でも想うことを引き寄せるものであるというような説明の仕方をしてしまうと、そこには魔法のようなイメージがともないがちです。
けれどもまあ、実際はそういうものではありません。
基本的に思ったことが叶うのは、それが実るだけのエネルギーをかけられたから、という考え方をします。
まず、潜在意識で想っていることが、蒔いている種だと思ってください。
当たり前のことですが、ただ種を蒔いただけで、すぐさまその実りを受け取るということはありません。
そこにエネルギーをかけてあげる必要があるのです。
それが『行動』です。
つまり、『想い』という種を蒔いて、『行動』という栄養をかけてあげる。
それがこの地上で想いの果実を受け取る手順になります。
なにしろ、この地球は行動の星なのですから。(by斎藤一人)
という訳で、行動のともなわない想いは実りません。
というか、行動のともなわない想いは、実は本気でそれを望んでいないということでもあります。
なので、引き寄せの法則を使って幸運などを引き寄せるポイントは、潜在意識がそう想うためにはどうすればいいか?という話になってきます。
普段目覚めているのが『顕在意識』で、その奥にあるのが『潜在意識』です。
そして、普段目覚めているときは顕在意識のバリアが張られています。
眠る直前や、寝起き直後なんかに、頭がぼおってしていて意識が夢うつつのときがあるかと思います。
変性意識状態という頭がぽわ~んとしたときが、顕在意識のバリアがはずれている状態です。
そのようなときに、言葉がストンと潜在意識に入ってしまいやすく、催眠術もその原理を利用していると言われています。
このように、古来より言霊がある言われているという言葉は、非常にパワーをもった道具である、という認識をしておく必要があります。
恐れから来る行動はもちろんのこと、例えば、○○をしない、というのも、一種の行動になります。
また、愚痴を友人に言う、やネガティブな独り言を自分に言う、というように、実は言葉を使うということも一種の行動になります。
反対に、自分を成長させたり、幸運を引き寄せたい、という場合は、それは上り坂ですから、それにふさわしい行動が必要になるということです。
そもそも想っただけで幸運な現実を引き寄せたい、と思っていること自体が、良からぬ種を蒔いていることになります。
○○したい、という願望形もよくありません。
なぜならそれはもはや、幸運が実現していない人が言うセリフだからです。
宇宙はYesしか返答できません。
というように、幸運な現実を引き寄せたい!と思いたくなるような現実がやってくるだけです。
斎藤一人さんの提案するお願いの仕方はこうです。
○○しました。感謝します。
そのように『願望が叶ったかのように過去形で表現して感謝する』ことです。
そして、行動面においては、望む未来にふさわしい自分へと成長しようとすることです。
その逆がこうです。
けれど、欲しいものだけください。
もしも、この願いを実現させてしまったら、その人の魂は成長の坂からころげ落ちてしまうことを、神様はよく知っているのです。
この地上に僕たちは、魂を成長させるためにやってきた、というのがスピリチュアルな見方です。
ならばもしも、ここが想うだけで何でも願いが叶う世界であれば、魂を成長させる道場では、もはやなくなってしまいます。
じゃあ、そういう願望をする人たちは間違っているのか?というと、そうでもありません。
何を選択しようとも、また何を選択しないとしても
それをするとどうなるか?
を学んでいます。
成長は嫌だけど、願いはかなえたい、という方は
そういう想いを抱き続けて行動をしないままだとどうなるか?を学んでいるのです。
なので、そういった意味で、やってくることに無駄なことは何一つない、とも言えます。
最後の言葉が幸運を引き寄せる
長くなりましたが、そこで重要になってくるのが今回の話
最後に使った言葉が何であるかによって、引き寄せるものが決まってしまう。
‥になります。
好きな音楽を繰り返し聴いていると、その曲を聴いていない時でもふっとメロディーが脳内を流れる、という経験はないでしょうか?
潜在意識に言葉を届ける、というのは、ちょうどそれぐらいの状態になるまで言葉をかけるようなもの、と思ってもらえるとわかりやすいかと思います。
そのためには、同じ言葉を繰り返すのがいいですね。
ただ、最初のうちは、潜在意識の抵抗が起こるので、ふっと愚痴が漏れてしまったり、望んでもいないようなことを言ってしまったりするときがあります。
そんなときは、すぐさま注文をきりかえましょう。
そうすると、最後の良いほうの言葉の波動が自分のなかに残り続けるので、その波動を天に注文し続けている、ということになります。
波動が残り続ける、と言いましたが、それが最も大きく作用するのが寝る前です。
寝る前に何を思うか?
というのは無茶苦茶大事になってきます。
なぜって眠る前に出した波動が、そのまま起きるまで何時間も続いてしまうからですね。
なので、寝る直前は楽しいことや、わくわくすることを思ったり、感謝したことをノートに書きつけたり、香りや心やすらぐ音楽などをかけて眠るといいでしょう。