ここでは、コマ撮り撮影をしてストップモーションの動画をつくるさいに、時短のための工夫についてご紹介します。
最終的な、現在の僕の目標は1週間で1分のコマ撮り映像を作成することです。(1日3時間作業で)
撮影の準備にいろいろ時間がかかってしまうので、時間短縮はできないものか、と改善ポイントをひねりだしたくなりました。
以下はその要点をまとめたもの(及びこれからまとめていくもの)です。
YouTube動画投稿のどこに時間がかかるのか
まず一口に『時間がかかる』と言っても、各工程に分解して、要素ごとに見ていくほうがよさそうです。
ひとつずつ見ていきましょう。
内容作り、撮影、編集と大きく3工程があります。
結論からいいますと、基本的にネタ作りに一番時間がかかってしまいます。
これは、僕がコマ撮りのストーリーを完成させるまでの流れを説明した図であり、同時にいかに完成までに時間がかかるかがわかる図となっています。
YouTube動画を投稿する際に、『YouTubeのアルゴリズムにのってたくさんの人に見てもらうこと』を最優先とした場合、このような検討が必要になると思っています。
重要なのか①②③で、特に①と③は最重要です。
ここからまずはストーリーをつくりながら、サムネイルのシーンも同時に考えます。
クリックされそうなサムネイルかつ、そのサムネイルをクリックした人を満足させる内容であることと、自分自身がそれを作れるかどうか、というチェックが入ります。
それがAのストーリー作り、サムネイル作りです。
この工程に何が時間がかかるかと言うと④の『自分はそれを作れるかどうか?』というチェックの部分です。
今、手元にある素材でできる表現や、追加して購入したものを使って、表現できるかどうか、というチェックが入り
さらに、Bのクオリティチェックが入ります。
どえらい拙いクオリティでボツにした事例も多々あります。
これなど、まさにそうです。
ジャガイモを作ろうとして失敗した残骸 pic.twitter.com/BmBu15oRK3
— 坂田健太 (PECO) (@SakaPeco) June 11, 2019
このように、作ってみないとわからい、というひどく遠回りなチェックもたまに発生します。
ということで、じゃあこれを時間がかからないように改善するとどうなるか?について考えてみました。
ネタ完成までの、これまでの必要条件は①、②、③、④、⑤、でした。
優先順位を『もっともはやく作成させる』ようにするなら
ネタ完成の必要条件は④と⑤でしょう。
まず、自分が表現できるもの、手持ちにあるものから、作れそうなシーンを洗い出します。
それらを組み合わせて、ストーリーをつくる材料にします。
ただ、多少の表現のチャレンジはあってもいいでしょう。
むしろそういったチャレンジをしていかないと、他の動画に内容的に埋もれてしまって、将来的に飽きられるチャンネルになってしまいます。
なので、その際に、⑦のチェックを入れます。
そうしていったんストーリーを書き上げてしまって、あとは③のサムネイルチェックだけすることにします。
サムネイル作成は2通りあります。
2:動画本編にあったシーン以外の画像をサムネイル用として作成する方法
このどちらかで、インパクトのあるサムネイルが作成できれば、OKとし、できなければストーリーを考え直します。
例えば15秒ほどのTikTok用に投稿する動画としてなら関係ないと思います。
TikTokで投稿しつつ、蓄積した数本の動画をまとめて1本の動画として投稿してもいいよね。
数本の動画のなかにはきっとサムネイルに使えそうなシーンもででくるだろうし。
うん…。まさにそうかもしれないね。
インパクトのある映像をたくさん投稿するスタンスをとります。
これまでのように、2分や3分の動画については、毎回は撮りません。(たまに撮るかもしれませんが)
もっと短い15秒や30秒の作品をYouTube以外のSNSに投稿します。
それ単発でサムネイルがいいのが使えそうだったら(あるいはタイトルワード的に可能性がありそうだったら)、YouTubeにそのまま投稿します。
投稿できなかったものは、まとめておいて、サムネイル的にオッケーなものと一緒に投稿します。
基本的にコマ撮りって映像に力があるし、どんな人でも映像のすごさを楽しんでくれるから、関連にのらなくても自分から開拓していける可能性を持っていると思います。
そのためにはクオリティは絶対に落としてはいけないし『2、3個までは楽しめたけど同じような動画ばっかりで飽きた』と言われることのないチャンネル資産作りが最重要でしょう。
関連にのりそうか?
ストーリーは成立しているか?
サムネイルはインパクトあるか?
Cで
お見せできるクオリティはあるか?
というチェックを通過して作成していました。