ここではYouTube Studioを使って、自分のYouTubeチャンネル視聴者の年齢層と性別の割合を調べる方法をご紹介します。
さらに、自分のチャンネル単位あるいは動画単位で、各年齢層や男女ごとにどれほどウケているのかについての参考となる見方もご紹介します。
僕の運営しているYouTubeチャンネル『不思議の国PECO』のYouTube Studio画面をご覧いただきながら、具体的な手順について解説させていただきます。
YouTube Studioで視聴者年齢層と性別の割合を調べる手順
ここからまず、YouTube Studioをクリックします。
最初は『ダッシュボード』のページが表示されます。
①ここで『アナリティクス』という項目をクリックして『チャンネルアナリティクス』を表示させましょう。
②「視聴者」という項目をクリックします。
③チャンネルアナリティクスの画面を下の方にスクロールさせましょう。
すると、以下のように「年齢と性別」をデータ化してくれている画面を見つけることができます。
自分のチャンネルの視聴者について、年齢の割合と性別の割合がパーセント表示されていますね。
このようにして、YouTube Studioの画面から視聴者年齢層と性別の割合を調べることができます。
次はより詳細な分析手順についてです。
YouTube Studioで視聴者年齢層と性別ごとの反応を分析する
ここからさらに、自分のチャンネルをチャンネル単位、あるいは動画単位で分析する方法をご紹介します。
先程の画面の左下に配置されていた「詳細」と書かれたボタンを押してみます。
するとこのように『年齢と性別ごとの視聴者』という、グラフと表のページを見ることができます。
ここで新たに表示されている項目は、総再生時間(時間)という項目です。
チャンネル単位でどういった年齢層に見てもらえているか、あるいは、どのような性別の割合で見てもらえているか、ということの参考にはなります。
ただ正直、ここを見ても『それぞれの年齢層あるいは男女ごとにどれだけウケたのか』ということを調べたい場合あまり参考にはなりません。
なぜなら関連やおすすめで表示された人が女性が多かった場合、おのずと女性の視聴時間の割合が多くなるからです。
おすすめや関連にそもそも表示された人の傾向をとらえる分にはひょっとしたら参考になるかもしれませんが、そんなに大事なことでもない気がします。
あまり深く考えないほうがいいと思います。
実際に動画を見てくれた方々の反応がわかるようなデータを参考にするべきです。
先程、Youtube Studioのチャンネルアナリティクス画面の「視聴者」を押しましたね。そのすぐ下に表示される「詳細」ボタンを押してください。
すると、このような画面になります。
画面の下の方に、自分のYouTubeチャンネルの動画のタイトルが一覧で表示されています。
チャンネル単位ではなく、動画単位で分析したい場合は、その動画タイトルをクリックします。(しなかった場合はチャンネル単位での分析ができます)
「視聴者の年齢」と「視聴者の性別」という項目が上のほうにありますね。
調べたい項目をクリックします。例として「視聴者の年齢」のほうを見てみます。
なんだかいろいろ項目が表示されましたね。
各年齢ごとの視聴回数は先程も見ることができました。
ここ新たに表示され、かつすごく参考になると僕が思うのは平均再生率という項目です。
これを見ることで、視聴してくださった方々が、はたしてどの年齢層にうけているか、あるいはどの性別の方にうけているか、の参考になります。
自分のチャンネル(あるいは特定の動画)がどういったターゲットにむけてつくったものか、ということの答え合わせとしての反応を見ることができる項目ですね。
YouTube Studioを使えば、このようにして視聴者年齢層と性別の割合を調べ、その視聴時間の傾向について動画単位で分析することができます。