先日、サウンド・イン “S”という音楽番組を見ていたら、女優:上白石萌音さんが「On My Own」を歌われていました。
最初にこの曲にであった瞬間の衝撃と感動を、もしも自分が歌うことで誰かに届けることができたなら、これ以上に素晴らしいことはない。
そのようなことを、上白石萌音さんはおっしゃっていました。
想いを込めて唄われているそのシーンを見ながら、僕は自分の昔のことについて想いを重ねていました。

今思えば、小学生の頃に漫画『魔法陣グルグル』に出会ってからというもの、あの感動と、あの作品独特のはなつ匂いというか、独特の世界観に対する憧れが始まりました。
漫画家を目指して日々描いていた頃もありますし、今もその憧れはずっとこころの真ん中で、大事にしまいこまれています。
夢を持つきっかけは、強い憧れを抱かせるほどの体験など、いろいろあることでしょうが、僕にとっては一冊の漫画との出会いでした。
僕は今、動画を使って、表現したい世界があります。
表現したい世界観、表現したい匂いがあります。
それはまだ、自分でもはっきりと具体的なイメージは立ち現れてはいませんが、『きっとこっちのほうだな』という手ごたえは感じています。
それは漫画による表現を融合させた世界であり、ミュージカルの要素もあり、視覚でも楽しむことができるエンターテイメントです。
観る者を最高に楽しませて、
「自分もこんなのをつくりたい!」
という憧れが芽生えてしまうほどの衝撃を与える程の作品を
自分でも見てみたいと思っています。
もしもそんな憧れを一人でも届けることができたなら、これ以上の達成ってあるんでしょうか?
『魔法陣グルグル』には魔法を使う女の子が登場しましたが、僕にとっての魔法のちからは「表現の力」です。
表現のちからを極めながら、その力で誰かのお役に立つことをしながら
表現のちからで、エンターテイメントを配信して、感動するほどの体験を、届けていきたいと思います。

とまあ、こんなことを、久しぶりに見た音楽番組でハッとさせられ
原点に立ち返らせてもらいました。
あの漫画を読むと、夢を持ったころの原風景に立ち返ることができます。
憧れにむかって真っすぐ進んでいたあの頃の自分と一緒になって、これからの創作活動を続けていきたいですね。
今は本当にありがたい時代になったなと思います。
昔は大きな登竜門ともいうべき大きなメディアに掲載されなければ、誰かに見てもらうということも難しかったワケです。
ところが現代では、パソコンやスマホで手軽にクリエイトすることができて、しかもそれを配信し、作品に共感した方たちと交流することができるのです。
クリエイトが手軽になった今、そういった大人たちがどんどん増えてほしいと思います。
子供たちが『こんな大人になりたい』と言いたくなるような、ワクワクするライフスタイルを配信する方たちが増えてゆく時代だと感じています。
コメントを残す